Swiftの文末のセミコロン「;」はなくてもOKだった
Swiftのプログラムでは、文末の区切りを示すセミコロン「;」が不要でした。
ただし、ワンライナーのように、1行で複数の文を書くときは、セミコロン「;」で区切りを明示します。
Playgroundで、このように文を1行で続けて書くと、
error: consecutive statements on a line must be separated by ';'
というコンパイルエラーのメッセージが出ました。
このように文と文をセミコロン「;」で区切ればエラーになりません。
(参考)「詳細Swift 第3版」p.15
文
Swiftは、文末にセミコロン「;」を置く必要がありません。
行末が文末と見なせる場合はコンパイラがそのように判断します。
長い式は複数行に渡って記述することもできます。
代入などの単純な文は、それぞれ1行に記述することもできますが、「;」で区切って1行に複数の文を書くこともできます。
Swiftにはカンマ演算子はありませんので、代入をカンマで続けることはできません。
なるほど、これでSwiftの疑問が晴れました!
文末のセミコロンは不要だけど、ワンライナーのときは必要。
エラーが出たら、明示的に文を区切るためにセミコロンを書き足す程度の認識でOKと。
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